阪九フェリーの泉大津港発新門司港行きで「ゆっくりステイ」を利用しました。
合わせて読んでみてください。
今回利用するゆっくりステイは、本来は6時に到着してすぐ下船しないといけないとこ
ろを下船時間を、下船時間をずらし7時30分まで滞在することができます。
車の場合は、港に着いたら駐車場の係の人に「ゆっくりステイ希望」と伝えると専用レ
ーンに案内されます。乗船手続きの時も「ゆっくりステイ希望」と伝えると、案内と車
に置く紙をもらいます。この紙を車のフロントに置いて乗船まで待機します。
船に車を乗せたら後は他の乗客と同じです。
今回はデラックスシングルを予約しました。
部屋の設備は
テレビ・電気ポット・洗面台・茶器セット・コンセント・浴衣・スリッパ
アメニティー(タオル・歯ブラシ・テッシュ)・コップ・手洗い石鹸
デラックスシングルはカードタイプのルームキーを使います。このルームキーは記念に
持ち帰ることができます。ケータイに近づけるとカードの磁気が使えなくなるので、か
なり気を使いました。
デラックスシングルでは、各部屋でエアコンを自由にコントロールできます。船内放送
の音量もコントロールできます。自動ロックドアというものがありました。ルームキー
を差すと自動で鍵をかけてくれるやつです。
掛布団と毛布があります。スタンダードシングルよりも毛布がフワフワしていました。
出航までテレビでは安全ビデオが流れていました。
個室とはいえ、やはり音は廊下に漏れます。隣の部屋の音は聞こえなかったので、廊下
への音漏れに注意が必要です。洗面台で水を勢いよく出すと、その音もまた廊下に聞こ
えます。そろそろ、出航の時間なのでデッキに向かいます。
時間になると、汽笛もなく出航します。船内放送で出航の案内と船の紹介、船内設備の
紹介があります。今回はいずみでした。
泉大津港の近くに関西国際空港があります。海の上に造られた人工島で、船は進入路の
真下を通るので着陸する飛行機を見ることができます。
ちょうどエミレーツ航空のA380がやってきました。
雲が多かったですが、だんだん晴れてきて今回もきれいな夕空を見ることができまし
た。
西に行くので、船の進行方向に太陽が沈みました。
新門司港行きでは明るい時間に明石海峡大橋を通過します。船内放送で案内もあり、た
くさんの人がデッキに来ます。
この日は少し海が荒く、しぶきがデッキまで飛んできて床が濡れていました。顔にもし
ぶきがかかります。
レストランは高いので、今回はコンビニで夕食を買って食べました。
外はすっかり暗くなっていました。暗くなるとデッキの人は激減します。
21時40分頃に瀬戸大橋を通過しました。露天風呂から眺めることにしました。
やっぱり船で大浴場に入ると不思議な感じです。
明日は朝から運転があるので、この後は寝ました。
次の日、朝風呂に行きました。ゆっくりステイなので、入港までゆっくり入浴して朝ご
飯をレストランで食べる予定でした。が、ふと、営業時間は何時までか考えたら、
「入港まで」と書いてあるのを、入港まであと10分の時に思い出しました。急いでレス
トランに向かいました。
何とか間に合いました。レストランから船を降りる人を見ながら、優雅な気分で朝食を
食べました。が、なんと、入港後もレストランは空いていました。結局7時20分頃まで
開いていました。どこにも書いてありませんでしたが、ゆっくりステイに合わせて営業
してくれていました。そのあとはもう一度露天風呂に行き、改めてゆっくり入浴しまし
た。新門司港のとなりにはオーシャン東九フェリーがいました。九州から徳島を経由し
て東京まで運航しています。
7時20分にロビーに集合して、それから車に乗り込み下船しました。
ゆっくりステイを利用しましたが、朝寝坊できるし、お風呂は時間によっては貸し切り
になります。レストランもゆっくり利用できるし、降りるときも歩いて降りる場合下船
待ちの行列ができますが、ゆっくりステイはそんなこともなく下船できます。
しかもタダで利用できるのでお得です。
設備はきれいで豪華なので、快適でした。が、音にだけに気を付けて過ごせば完璧で
す。スポーツチームや部活でスタンダードルームを貸し切って利用もありました。
やっぱり、車と乗る場合はグループで乗るのがお得でいいですね。
船名 いずみ
乗船日時 2019年8月18日(日)
乗船時間 17時30分発 6時着 12時間30分
料金 18,520円
デラックスシングル・4m未満乗用車・ネット割