2019年9月20日に中部国際空港第2ターミナルがオープンしました。それに合わせて、
それまでのターミナルは「第1ターミナル」に名称が変更されました。
今回は実際に利用してきたので、その様子を紹介します。
LCC用のターミナルとして建設されたので、建物は簡素です。
設備も必要な設備と、売店とカフェが少しあります。
お土産屋はありますが、品数は少ないので、第1ターミナルで買う方がいいと思いま
す。また、国内線の制限エリア内にカフェがありますが軽食のみで、イートインスペー
スも少しなので、食事も第1ターミナルで済ませる事をお勧めします。
今回、第2ターミナルでいちばん驚いたのは出発ロビーの床がぴかぴかすぎる事です。
開業してまだ、日が浅いという理由もあると思いますが、それでもきれいでした。
天井のライトがはっきり映るほどでした。
チェックインでは、航空会社ごとに分かれています。今回はジェットスターを利用しま
した。ここでは日本のLCC用ターミナルで初めて完全自動のセルフチェックインカウン
ターが導入されています。国内線だけですが、チケットの発券から荷物預けまで自力で
行います。私はここを利用するのが初めてなので国際線の荷物預かりレーンに並んでし
まいました。途中でスタッフの方に声をかけていただき、機械の操作方法を教えてもら
いました。写真の「Self Bag Drop」と書いてあるところで預けます荷物を預けます。
手荷物検査を受けた後は、搭乗口まで移動します。が、移動距離が長いです。
歩いて約5分くらいかかります。ほんとに遠いです。中部国際空港の第2ターミナル
の欠点をあげるとするなら、歩く距離の長さです。
壁や天井は建設費を安くするために、カバーを付けていない所があります。
通路には少し工夫された装飾があります。
頑張って歩くと、ようやく搭乗口と飛行機が見えてきます。窓が大きいので解放感と達
成感がすさまじい勢いで襲ってきます。
そして、搭乗口に到着です。この辺りは他の空港と変わらない内装です。
ただ、国際線と国内線で共用している搭乗口があり、時間になると仕切られ入れないよ
うになります。
ここから、到着編です。
飛行機に乗り降りするときに建物から直接乗るのでなく、エプロンルーフと呼ばれる蛇
腹で伸び縮みする屋根付き通路を使います。飛行機は階段を使って乗ります。
飛行機を降りたら、通路をひたすら歩きます。
簡素な通路を約5分歩きます。
途中には通路に映像を映してあったり、文字が書いてあります。
長い長い通路を抜けると手荷物受取所があります。
2つしかレーンはありません。
ようやく到着ロビーにつきます。
建物の1階部分が到着ロビーで、外にはバス停があります。名鉄、船の乗り場は歩いて
約10分のところにあるアクセスプラザまで行く必要があります。
中部国際空港は利用者数に対して大きい空港だと思います。年末年始やお盆などは利用
者が多くなりますが、それ以外の時はガラガラです。さらにターミナルが1つ増えると
人が分散して、さらにガラガラになってしまうと思います。なのでターミナルを2つも
作らなくてもいいように思います。徐々に発展していくのはいいことですが、寂しい空
港になってしまうのは嫌なので、今後利用者数が増えることを期待しています。