続き
今回はロシア号に乗るまでです。
それでは、妄想旅行を始めましょう!
旅の始まりは今も昔も東京駅からです。
2022年2月16日水曜日午前7時55分発
成田空港行き成田エクスプレス9号に
乗ります。午前9時3分成田空港駅着。
成田空港からウラジオストクまで、
2月16日は3便運航されています。
今回は午前11時15分発ANA883便に
乗ります。
雪化粧をした冬の日光の山や冬の荒れる
日本海を空からぬくぬくと
眺め、機内食を楽しみ、
2時間15分でウラジオストクに到着します。
午後2時30分ウラジオストク空港
に到着。空港からシベリア鉄道の始発駅
ウラジオストク駅までは
バスで向かいます。
ウラジオストク空港午後3時50分発
ウラジオストク駅午後5時13分着
ウラジオストクは札幌と同じ緯度ですが
札幌よりも寒く
2月の平均最低気温はマイナス11度で
平均最高気温はマイナス4度、
平均気温もマイナス8度です。つまり
1日中マイナスの気温です。
日本よりもはるかに寒いので
分厚いコートを着て、ポッケに手を入れ
顔をしかめ、ロシア帽を
かぶる。(ロシア語ではウシャンカ)
刺さるような寒さに体が震える
日本ではなかなか体験できません。
まさに海外旅行の醍醐味です。最高。
いよいよ、シベリア鉄道の旅が始まります。
今回乗るのはシベリア鉄道ロシア号です。
ロシア号はウラジオストクからモスクワまで
シベリア鉄道全線を通ります。
ロシア号以外にもウラジオストクから
ハバロフスクまでなど
短い区間を走る列車もあり、
現在では全線乗り通す事よりも途中駅で
乗り降りする事を想定している
ようです。
現在は長距離移動する場合、
飛行機を使うのがほとんどだと
思います。
車内は1等2人用コンパートメント、
2等4人用コンパートメント、
3等開放寝台があります。
シャワールームは全車両にあります。
他に食堂車や給湯器も
あります。
食堂車があるので食事には困らないかと
思いますが、ロシア料理に飽きて
しまわないか心配になります。
そろそろ発車時刻なので
自分の車両の入り口で改札を受け
自分の席に向かいましょう。
ウラジオストク駅2月16日
午後7時10分モスクワ行き
ロシア号001列車出発
今回は一番安い3等開放寝台
ドア無しの2段ベットが
向かい合っている4人定員です。
通路を挟んで反対には
垂直に2段ベットが1つ
備え付けてあります。
カーテンもありません。
プライバシーはありませんが、
短距離利用の方が多いので
駅ごとに乗客が変わってゆき
様々な出会いがあります。
出会いを楽しむ場ではないかと
思います。コミュニケーションスキルが
磨かれますね。けど6日間も
初対面の人と会話し続けるのは
疲れるんじゃないかと思います。
荷解きと、おなじ部屋の方に
挨拶をしている間にゆっくりと
列車が動き出しました。
146時間の鉄道旅のスタートです。
続く