今日はインド旅のハイライト、ガンジス川を見に行きます。
ヴァーラーナシーまではデリーから飛行機で約1時間20分です。
今回はインドのLCCインディゴを利用しました。デリーを6時20分発の6E2024便です。
朝がめちゃくちゃ早いので、空港まではウーバーを使う予定でしたが、前日の日本語ガ
イドの方が知り合いの運転手を紹介してくれました。ホテルから空港までとヴァーラー
ナシでのドライバーとガンジス川のクルーズを用意してくれました。これで日本円で2
万円でした。結論を言うとヴァーラーナシーで動き回るにはドライバーを雇って正解で
した。観光に全力を注げます。とても楽に観光できました。まだ外が暗いなか、デリ―
国際空港第1ターミナルにやってきました。空港はきれいに掃除されていました。朝か
ら売店なども開いていました。インディゴに乗ってみた感想は、空港でトラブルはあり
ましたが、機内では快適でした。座席の間隔はジェットスターと同じくらいでした。短
距離なら大丈夫です。なによりCAは親切で美人でした。
搭乗口からはバスで飛行機まで移動します。バスは2台用意されていました。私は1台目
に乗りましたがバスは50メートルくらい動いたら止まりました、ぎゅうぎゅう状態だっ
たので早く外に出たかったです。10分くらいしてようやく動き出しました。飛行機に乗
り込んで出発を待っていましたが、出発時間になっても動きません。しばらくしてアナ
ウンスがありました。「空港でアクシデントが起こり出発できない」。その時デリーは
大雨が降っていたので、きっとその雨のせいだと思います。結局1時間遅れて出発しま
した。2回目ですが、ほんとにCAは美人でした。
予定より1時間遅れでヴァーラーナシー空港に到着しました、なんと晴れていまし
た!暑いくらいでした。空港は小さな地方空港という感じでした、国際線は夏限定で
就航しているようでした。ドライバーと合流してガンジス川に向かいます。
ガンジス川周辺は車の乗り入れ禁止なので、駐車場から歩いていきます。約10分です。
駐車場には野良犬もいました。
ここからは、歩いて向かいますが、人がうじゃうじゃいます。途中車道を渡りまし
たが信号はないので、カオス状態です。インドらしい光景です。
ガンジス川でボートに乗りましたが、船着き場まではボートを漕いでくれるボートマン
に連れて行ってもらいました。
川に行くまでの道は、お土産屋やホテル、食料品店まで、さまざまな店がありました。
さらに道は細くなり、人も増えてきました。観光客はインド人観光客が多かったです。
おそらく、お祈りに全国からやってきたのだと思います。
そして、ガンジス川に到着しました。礼拝をしている方がたくさんいました、他にも体
を洗っている人や船を作っている人などがいました。
手漕ぎボートに乗りました、漕いでくれるのはもちろんボートマンです。
川は思っていたよりもきれいでした。緑色の水でしたが、変な濁りはなくごみも浮いて
いません。ボートマンは川の水を何度が飲んでいました、見た目はきれいな川ですが、
やはり怖いので水を一滴も体に入れないようにしました。
川沿いには色とりどりのガードがたくさん建っていました、遠くの方までずっと立ち並
んでいます。
川沿いのは階段になっていて、ここでお祈りや洗濯などをしていました。建物や階段に
色が塗られていてほんとにカラフルです。ガンジス川をクルージングする人もたくさん
いて、大型の船から小型船までたくさんありました。企業のロゴが付いている船もあり
ました。
川を下っていく途中で、モーターボートにひっぱってもらいました、。やっぱり手漕ぎ
はきついんですね。笑
そして、名前は分かりませんが寺院の様な所で折り返し川を上ります。そしてちょうど
モーターボートにくくられた所で離れました。
こちら側も遠くまでガードが見えます。すごい。人とボートが山ほどいます。
寺院やホテル、レストランなどがあります。ごちゃごちゃです。
壁には絵も沢山書いてあります。宗教関係の絵だと思いますが何の絵か分かりません。
また、川沿いのレストランには日本語が壁に書いてあるお店がたくさんあり、普段は日
本人観光客が多いんだなあと思いました。
約40分のクルーズは終わりました。もう料金は支払っているので、チップだけ渡して終
わりですが、もしかして料金を取られるかもしれないと思っていましたがそんなことは
なく、最後は駐車場までバイクの後ろに乗せてもらいました。満足です!
次はレストランに行きました、今日のレストランも観光客向けのレストランでした。
値段は特別安い訳ではなく、日本で食事するのと変わらない感じでした。
地元の人が行くレストランは、衛生的に心配なので、観光客は観光客向けのレストラン
に行った方がよいと思います。レストランの名前は忘れましたがお店の方は親切でし
た。ヴァーラーナシーの方はドライバーやボートマンなどみんな親切でした。
次にバラナシヒンドゥ大学の構内にあるヴィシュワナート寺院にいきました。
バラナシヒンドゥ大学はインドの民族文化を総合的に研究するために設立された大学で
す。構内はとても広くいくつもの建物とグランドがありました、グランドではクリケッ
トをやっていました。緑がたくさんありとても落ち着いた雰囲気でした、だれでも立ち
入ることができます。
大学内ですが、お土産屋や食べ物を売るお店もありました。そして物乞いもいました。
12時から13時までは門が閉まり、中に入れません。私は12時5分に行きました、もちろ
ん閉まっていました。残念
ホーリーも近いという事なのか、顔をカラフルに色付けられた若者が沢山いました。
彼らはほんとに楽しそうでした。
少し早いですが、空港に向かいました。
その途中で野生の牛を見ました。おーこれがインドの牛か。
また、ジャイナ教の方も見ました。ジャイナ教徒は服は着ずに、移動はすべて歩いて移
動します。またクジャクの羽を持っていました、遭遇するのはなかなか珍しい事のよう
です。さらに、ガンジス川へこれから葬儀をおこないに行くであろう、死体を荷台に乗
せた車とすれ違いました。オレンジの花できれいに飾られていました。
帰りもインディゴです。6E6635便に乗りましたが、デリーの悪天候の影響で2時間の遅
延でした。ホテルに着く頃には夜も遅くなっていたので、すぐに寝ました。
飛行機が往復どちらも遅延して少しですが疲れました。ヴァーラーナシーでは肉眼でガ
ンジス川を見る事ができて、インドの迫力に圧倒されました。親切な人ばかりで今日も
満足しました、楽しい旅行になりました。前半の悪い思い出のおかげで今でも早くイン
ドから出たいと思っています。明日はいよいよ念願のインド出国です。