初めての土地に来たら
まずは観光地に行くと決めています。
バンコクの観光地は寺院が有名ですが、
市内観光はまた別日の日に決め、
バンコク初日は何も決めずに市内をブラブラ。
まずは船着き場まで行きました。
船着き場には観光客が多く、
なんとなく安心しました。
こういう状況の時、
旅慣れている感を出したがる感情が
でてきます。
きょろきょろしたら負けだと。
誰に負けるのか？
見栄っ張りな私は、頭をフル回転させて
バンコク上級者を演じていました。
船が航行するチャオプラヤー川は
今でも大事な物流網で、
さまざまな客船や貨物船などが
通っています。
また橋も少ないので
開けた景色を見る事が出来ます。
開放的な川の景色や船、
対岸に建つ建物などを
見たかったので
船の二階に座りましたが、
屋根が無いので体も荷物も
直射日光で
全て熱くなりました。
30分で船を降り
徒歩でカオサン通りに向かいます。
並ぶ観光客に人気の通りですが、昼間はバーなどは
開店前で人通りも少なかったです。
昼間は服やジュースを
売る屋台がたくさん並んでいます。
とりあえず往復しました。
どの店も同じようなものを売っていて
欲しいものはありませんでした。
ホテルを出てからずっと外を
歩いてお腹も空いたので、
早く涼しい場所で食事を
取りたい私はマクドナルドで
昼食を済ませようとしましたが、
せっかくここまで来たので
タイ料理を食べようと
他のレストランを探しました。
マクドナルドの隣のレストランの前で
メニューを見ていると
レストランのスタッフに声をかけられ、
そのレストランに入りました。
店内はエアコンが効いていて、
人も少なく、落ち着いた内装で
とても快適なレストランでした。
バンコクの初めての食事は
「パッタイ」と「ビール」でした。
ピリ辛のタイ風焼きそばの上に
大きな素揚げしたエビが2尾。
麺よりも野菜が多く入っており、
野菜炒めのような感じでした。
辛い物が苦手な私には
ちょうどいい辛さだったので、
辛い物が好きな方は
物足りないかもしれません。
パクチーと一緒に食べたり
エビと一緒に食べたりと
食べ飽きずにビールと一緒に
完食しました。
その後はネットで調べたプリン屋へ。
おしゃれな内装の小さなお店で
落ち着く雰囲気でした。
マンゴーや黒ゴマなど様々な種類の
プリンがありました。
私はマンゴープリンとキンカンジュースに
しました。
プリンは優しいマンゴーの味で
甘過ぎず食べやすく美味しかったです。
キンカンジュースは甘めの味ですが、
キンカンの甘みが出て
飲み飽きない味でした。
キンカンジュースをどこでも
買う事が出来れば毎日飲んでると
思います。
その後はホテルで休み、
夕食を食べにシーロムの
コンベント通りに行きました。
ここは地元の方が多く訪れる
屋台街です。
時間は午後6時少し前、空が赤く染まり
昼の都会から夜の都会へと
変わっていく頃です。
通りの入り口にある屋台で
カオマンガイを注文しました。
カオマンガイはぷりぷりの
鶏肉の下に味付きご飯が置かれた料理です。
鶏肉は茹でられていましたが、
もう少し火を入れて欲しいと
思うくらいで少し怖かったです。
一口目は勇気をもってご飯と頂きました。
すると恐怖感も忘れる程に
鶏とピリ辛ソースの
組み合わせが最高に美味しく、さらに
柔らかく煮た鶏はすぐに溶けて
無くなってしまいました。
味付け卵も一緒に食べると
濃厚な味になり、さらに楽しめます。
付け合わせの野菜もシャキシャキで
お口をリセットさせてくれます。
一口ずつ感動していると
あっという間に完食しました！
さらにセットでついてきたスープも
鶏の出汁が出ていて
こちらもかなり美味しかったです。
カラフルな家庭用のプラスチックの
器で出てきますが、それがまた
ローカル感が出ていて最高でした。
まわりには車や人がたくさん通っていて
ビルも沢山あり、高架鉄道も
通っている雑多な雰囲気です。
朝からのムシムシした気温の中
歩き、汗をたくさんかいて
疲れていましたが、この環境で食べる
私は今バンコクに居るんだと
あらためて感じることが出来て
最高の夕食になりました。
量が少なめだったので
次に食べ歩きできるものを選びました。
揚げ春巻きやコーン揚げなど
に甘辛のソースをかけて食べるもの、
名前は分かりませんが、
絶対おいしいものを選びました。
プラスチックコップに一口サイズに
切り分けれた揚げ物が入れられ、
ソースがなくても十分美味しいの
ですが、さらにソースをかけると
辛さと甘さが食欲をそそり、
どんどん食べ進めていました。
しかし、食べ進めると辛さが蓄積されて
火を噴きそうになり
セブンイレブンでジュースを買って
何とか完食しました。
屋台の食べ歩きを朝から晩までやりたい程
一晩で屋台の虜になってしまいました。
続く
