すきタビ

ワーホリ・旅行・お店

オーストラリア・パースでファームジョブ始めました。 Picking

 

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続き

 

 

全ての木の間引きが終わり、

 

 

ピッキングの本番を迎えました。

 

 

マシンに加え、手押しカートのような

 

 

「トロリー」も使い始めました。

 

トロリー



トロリーの箱に

 

 

フルーツを入れていき、

 

 

いっぱいになったら

 

 

2箱ずつ地面に置いていきます。

 

 

トロリー自体も重く、

 

 

フルーツが乗るとさらに重くなり、

 

 

地面もでこぼこしていて進みにくく、

 

 

トロリーは体力的にきつかったです。

 

 

男性が主にトロリーを担当していました。

 

 

私はこのトロリーが一番好きでした。

 

 

1人になれて、音楽を聞きながら

 

 

散歩気分で出来たので好きでした。

 

 

ピッキングシーズンに

 

 

入ったのは10月位でした。

 

 

この時期になると朝晩は寒いのですが、

 

 

太陽が出ると30℃近くまで気温が上がりました。

 

 

日差しも強く、かなり日焼けしました。

 

 

ですが、静かなファームで気持ちいい風と太陽、

 

 

緑に囲まれながらの仕事は

 

 

全く苦になりませんでした。

 

 

この頃になるとワーカーが

 

 

どんどん増えてきました。

 

 

ヨーロピアンが多くやってきて、

 

 

特にフランス人が多く

 

 

働いていました。一番多い時で

 

 

10人のフランス人が居ました。

 

 

それまでは日本人が一番多く、9人でした。

 

朝のファーム

ワーカーも収穫量も増えてきて、

 

 

シーズン真っ盛りに突入しました。

 

 

私はこの頃カンガルーの様に

 

 

前掛けの籠を付けて

 

 

ピッキングをしていました。

 

 

背中に紐を通して籠を支えていたので

 

 

フルーツが少し溜まると重く、背中や腰が

 

 

痛くなりました。

 

 

ビンと呼ばれる大きな箱に

 

 

定期的に移し替えていましたが、

 

 

それでも重く大変でした。

 

 

この作業は5人1組で行っていて、

 

 

1人はトラクターでビンを動かし

 

 

残りの4人がピッキングをします。

 

 

私とフランス人3人で

 

 

ピッキングをしていました。

 

 

歩きながら、話しながら

 

 

仕事をしていました。

 

 

日本語を教えたり、フランス語を習ったり。

 

 

作業する手は遅くなりましたが、

 

 

楽しく仕事が出来ました。

 

 

フルーツは完熟して

 

 

柔らかくなっているものもありました。

 

 

これは出荷できないので

 

 

捨てていましたが、

 

 

もったいないと思い、手が空いた時に

 

 

水分補給も兼ねて食べていました。

 

 

私がピッキングしていたピーチは

 

 

日本のピーチより小さく、

 

 

つまみ食いにはもってこいのサイズでした。

 

 

完璧に熟したピーチは

 

 

とても柔らかく、強く握ると

 

 

すぐに潰れてしまいそうな

 

 

程です。味はピーチというより

 

 

砂糖水を飲んでいるようで

 

 

虫歯になりそうな甘さです。

 

 

私はあんなに甘いピーチを食べたのは

 

 

初めてで、もう市販のピーチは

 

 

食べられなくなりました。

 

 

ネクタリンはこのファームに

 

 

来て初めて知ったフルーツで、

 

 

調べたら酸っぱいピーチと書いてあり、

 

 

甘い物好きからすると

 

 

食べたいと思いませんでした。

 

 

しかし、完熟したネクタリンを食べた時

 

 

上品な甘さとジューシーさに驚きました。

 

 

ピーチもネクタリンも完熟したものを

 

 

見分ける技を身に着けたので、

 

 

日本でも美味しいものを

 

 

探してみたいと思います。

 

続く

 

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