1916年 ロシア
アムール川を渡り、
ハバロフスクに繋がる
区間が開業し
ロシアを東西に横断する
全長9,297キロ、世界一長い鉄道
シベリア鉄道が全線開通しました。
これにより、
ウラジオストクからモスクワまで
乗り換えなしで行けるようなりました。
当時日本からヨーロッパへの最短ルート
でした。ロンドンまで行く場合船だと
1ヶ月掛かっていましたが、
17日で到着出来ました。
値段は一番安い3等で約50万円でした。
現在では飛行機を使うのが
当たり前になっていますが、
今でもシベリア鉄道を利用して
ロンドンまで行くことができます。
今回は105年前と同じルートを辿り、
陸路で東京からロンドンまで
妄想旅行をします。
(妄想なので、実際に行っていません)
1916年の時刻は東京駅を午後9時に出発し、
ウラジオストク行きの船が出航する
の敦賀港駅に午前10時46分
に到着し、夕方発の船に乗り換え
乗り換えて、モスクワに向かいます。
ここからのルートはポーランド、ドイツ
フランスを通り、
イギリス・ロンドンまで行きます。
船は運航されていません。
2020年1月末まで鳥取県境港港から
ウラジオストクまで運行されていましたが、
コロナウィルスの影響で乗客が減少し
廃止。その後別会社が船と航路を
から運航されていました。
しかし、こちらも2021年2月で
旅客扱いがないまま
廃止されてしまいました。
他に日本からロシアまで
船で行く航路はありません。なので
この区間だけ、ワープ(飛行機)
を使います。
2017年8月8日から日本を含む
18か国の方はウラジオストクに
電子ビザで行くことが
出来るようになり、
日本からウラジオストク行きの便が
増えて便利になりました。
船の場合約2日掛かりますが、
飛行機の場合、成田空港から
2時間20分です。
飛行機の便利さがよく分かります。
次回から、いよいよ旅がスタートします。
旅行の時期は冬を選びました。
緑豊かな夏のロシアもいいですが
一面の雪景色で真っ白になり、
打ち寄せる波がそのままの形で
凍結したバイカル湖など
美しくも少し恐ろしい
ロシアの本気を感じながら
旅をしてみたいと思ったので
冬にしました。
日本出発は2022年2月16日水曜日
とします。
続く