続き
現代の妄想旅行では、鉄道の
予約可能期間が3か月前
からなので、3か月後の2021年8月2日に
ロンドンを出発する想定で行います。
ホテルに宿泊する場合、駅から
ホテルまで、ホテルから駅まで
使用したお金は計算に入れません。
*時刻料金は2021年5月13日現在のものです
*1ポンドは153円
*1ユーロは132円
で計算しています。
ダブリンからロンドンまで
もくじ
小説
12月21日の朝にダブリンに到着し、
船に乗り換えて、午前11時40分に
リヴァプール港に到着し上陸しました。
しかし、ここまで旅を共に
していた刑事フィックスが
フォッグの肩をたたき、逮捕状を
たたきつけ、逮捕してしまいました。
フォッグは投獄され、ロンドンへ
護送されるのを待つことになりました。
フォッグの罪状は銀行強盗ですが、
実は本当の犯人はすでに捕まっており
誤認逮捕でした。
そして、午後1時フィックスが
牢屋に飛び込んできて
誤認逮捕だと認め、釈放しました。
そして、フォッグはフィックスを
殴りました。小説の中で
「いままで決してしたことはない事だし、
これからも決してない事だろうが」と
書いてあるように、フォッグらしからぬ
行動でした。
フォッグ達は馬車を走らせ
リヴァプール駅に向かいました。
駅に着いた時には午後2時40分。
その時にはロンドン行きの
急行列車は35分前に
出発してしまっていました。
そこで、速力の出せる
機関車がたくさん駅に
あるので、特別に列車を用意して
もらい、午後3時にリヴァプール駅を
出発しました。
本来ならロンドンまで5時間半で
行けるはずでしたが遅れてしまい、
ロンドンには午後8時50分
約束の時間に5分遅れて到着しました。
家に戻り、お互い特に会話することなく
部屋に戻りました。
しかし、ロンドンから東に向かって
一周したのでロンドンに到着した
のは約束の日の1日前、つまり、
フォッグは約束を守ったことになります。
それに気づき、急いで革新クラブの
クラブハウスに向かい、
12月21日午後8時44分
にクラブハウスへ入り、
約束を果たしました。
*小説
ダブリン駅 12月21日午前到着時刻不明
⇓ 蒸気船
リヴァプール港 12月21日午前11時40分着
逮捕
牢屋 12月21日午後1時釈放
⇓ 馬車
リヴァプール駅 12月21日午後2時40分着
乗り換え
リヴァプール駅 12月21日午後3時発
⇓ 汽車
チャリング・クロス駅 12月21日午後8時50分着
(実際は12月20日午後8時50分着)
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓
約束達成!
現在
ダブリンポートに8月21日午後7時40分に
到着して、船に乗り換えます。
ダブリンからリヴァプールの中心地の
近くまで船が出ていますが、
車が無いと利用できないので、
人だけで利用する事が出来る
ホーリーヘッド行きの
船に乗ります。
8月22日午前2時15分発
ホーリーヘッド行き
離れていて、列車で
約2時間30分の距離にあります。
ホーリーヘッド港午前5時45分着
港の近くに駅があり、便利です。
ホーリーヘッド駅午前7時50分発
リヴァプールのチェスター駅と
ライムストリート駅を経由して
ロンドンユーストン駅午後2時3分着
地下鉄に乗り換えて、9分で
出発駅のチャリング・クロス駅
に到着です。
2021年8月21日22日は
ロンドンユーストン駅で
工事が行われる為
リヴァプールのチェスター駅から
ユーストン行きの列車は運休していますが、
2日間のみの運休なので、
今回はこの工事が行われない事
として考えました。
*現代
ダブリンポート 8月21日午後7時40分着
乗り換え
ダブリンポート 8月22日午前2時15分発
⇓ フェリー 40ユーロ 5280円
ホーリーヘッド港 8月22日午前5時45分着
乗り換え
ホーリーヘッド駅 8月22日午前7時50分発
⇓ 鉄道
チェスター駅 8月22日午前9時39分着
乗り換え
チェスター駅 8月22日午前10時発
⇓ 鉄道
ライムストリート駅
8月22日午前10時43分着
ホーリーヘッドからライムストリートまで
35.10ポンド 5370.3円
ライムストリート駅 8月22日
午前11時47分発
⇓ 鉄道 66.10ポンド
ロンドンユーストン駅
8月22日午後2時3分着
乗り換え
ロンドンユーストン駅
8月22日午後2時6分発
⇓ 地下鉄 5.50ポンド 841.5円
チャリング・クロス駅
8月22日午後2時14分着
小説では1872年にロンドンから
世界一周に掛かった時間は
約束の時間の1分前に到着したので
79日23時間59分でした。
それに対して2021年では
20日20時間24分でした。
移動時間は10日17時間35分
移動時間以外は10日2時間48分でした。
現代は約4分の1の時間で一周できました。
上海で5日も乗り換え時間があったので
日数をうまく合わせたら、
もっと短くなったと思います。
最後に費用についてです。
小説は現代のお金に換算すると
約2億円かかっています。
船や鉄道を何度も
チャーターしていたので
定期便に乗っていれば
もう少し安くなっていたと
思います。
現代では合計56万7千679.425円でした。
小説と比べるとだいぶ安くなりました。
日数が少ないのでその影響
もあると思います。
情報はすべてネットで
調べる事が出来ました。
また、上空写真やストリートビューや
動画があり調べる事が多かったので
大変でしたが、日本に居ながら
疑似旅行気分も楽しめました。
ですが、やはり実際に行きたいです。
時期的な問題と費用が
56万円も掛かるのですぐには行けませんが、
いつか、この工程で実際に旅をして、
また、ブログに書きたいと思います。
おわり