毎年4月25日イタリアでは聖マルコの日
別名ボッコロの日と呼ばれています。
この日になるとヴェネツィアの男性は
愛する女性に1輪の赤いバラを送ります。
この風習の由来には、
悲しくもロマンティックな由来があります。
話は9世紀、約1000年以上前
にさかのぼります。
ベネチィアに吟遊詩人の
タンクレディという若い男がいました。
彼は、貴族の娘マリアに恋をして
深く愛し合っていました。
しかし、マリアの父親は
身分違いの恋を許しませんでした。
そこでタンクレディは志願して
戦場に行きました。
しかし、戦場は激しく
タンクレディは敵に
刺され、深手を負ってしまいました。
もう、これまでと、
死を悟り、近くに咲いていた
白いバラを摘み取り友人に渡しました。
友人はマリアに白いバラを
届けました。白いバラは
血で真っ赤に染まっていました。
バラを受け取ったマリアは
最愛のタンクレディが死んだこと、
死ぬまで、ずっと自分を愛していた事
を知りました。
翌日の4月25日聖マルコの日
真っ赤に染まったバラを抱きしめ
ながら、眠るように亡くなっている
マリアの姿が発見されました。
今でも、ベネチィアの男たち
にとって1輪の赤いバラは
永遠の愛の証と言われています。
私は、バラにはロマンチックで
イタリアといえば赤いバラの様な
イメージがあります。
この話も、よくもこんな都合よく
バラが咲いているなあと思いました。
しかも白いバラ。
もし黄色ならオレンジ色になって
いたことでしょう。
でもオレンジのバラは
血のエピソードは似合わないですね。
オレンジのバラは、上流階級のお姉さま方の
キャットファイトで使われた
エピソードが似合いそうですね。
オホホホホ、、、、、、