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春休みインド旅⑤~念願のタージ・マハルへ安心の日本語ガイド付きツアー~

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インド3日目。日本でベルトラを使って予約した、日本語ガイド付きのアーグラへ行く

 

ツアーの日です。ホテルのロビーまでインド人のガイドが迎えに来てくれました。

 

今回このツアーを申し込んだのは私1人だけでした。なので旅行会社の車に私とガイド

 

と運転手の3人で向かいます。1人で参加すると約2人分の料金が掛かりました。往復車

 

で行きます。アグラまで高速道路で片道4時間の距離です。日本と同じで田舎の田ん

 

ぼをまっすぐに貫いていました。景色は見渡す限り畑で、芋を収穫していたり牛が草を

 

食べていたりしていました。インドでは作物を年に3回も収穫できる三毛作だそうで

 

す。畑とたまに小さな町があり、また料金所を何回も通過しました。クラクションをか

 

き鳴らし、車をかっ飛ばし、3時間30分で最初の目的地タージ・マハルに到着です。

 

駐車場からは電動カートで向かいました。

 

チケットと水、靴カバーをもらい中に入ります。

 

中に入るにはまず、手荷物検査を受けます。カメラなどの必要な物以外は持ち込みがで

 

きません。検査を終えて正門をくぐります。

 

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扉の奥にタージ・マハルが見えます。正門の上にたくさんある小さな玉ねぎは、手前側

 

に11個と奥側に11個の合計22個あります。これはタージ・マハル完成まで、1年に1個

 

ずつ作られました。完成までに22年かかったので全部で22個あります。

 

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 正門から大理石のきれいな装飾があります。ここにカメラマンがたくさんいました。

 

ガイドと一緒になってしつこく勧誘してきました。データでもらえると言ったのでお願

 

いしました。1枚100ルピーで20枚もらいました。正門の奥にある庭で写真を撮りまし

 

た。ポーズを指定されるので言われるがままポーズを取りました。

 

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インド人観光客が多いです。

 ここでガイドと別れてタージ・マハルの中へ入ります。

 

庭からタージ・マハルに入るには、靴のカバーを付けないと入れません。チェックされ

 

ます。

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地面にも大理石が埋められていました。カバーは大事です。

 

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そして、近くに行くとすべて大理石で出来ているので太陽に反射して眩しかったで

 

すが、きれいでした。四隅には礼拝を呼びかけるミナレットが建っています。こちらも

 

大理石で出来ています。

 

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中にはシャー・ジャハーンとムムターズ・マハルの棺桶があります。

 

本当ならムムターズ・マハルだけが眠り、シャー・ジャハーンはヤムナー川の対岸に眠

 

るはずだったのですが、仲良く眠っています。

 

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すべて大理石で出来ており、装飾は貝などを使っています。今でもきれいに保存されて

 

います。中は撮影禁止です。2つの棺桶を一周しながら見学します。

 

ヤムナー川に面している反対側に行きます。

 

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同じデザインです。タージ・マハルは左右対称に作られています。どこから見ても同

 

じに見えるように造られています。そして目の前にヤムナー川が流れており、対岸には

 

「黒いタージ」が建設予定だったマターブ・バーグがあります。今ではきれいな花が咲

 

く庭園になっています。

 

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また左を見ると、シャー・ジャハーンが最後を過ごしたアグラ城が見えます。

 

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タージ・マハルの両端には、これまた同じデザインの建物が建っています。

 

これは片方をモスクとして使用していましたが、もう1つは左右対称にするためにだけ

 

に建てられた建物です。

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モスクとして使われた建物

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左右対称にするために建てた建物の内部

モスクとして使われた建物の近くには行けませんが、左右対称にするために建てた方は

 

近くまで行けます。内部は装飾がされており綺麗でした。

 

インドにしてはきれいに保存されている所だなあと思いました。想像していたよりも大

 

きくて美しいタージ・マハルでした。

 

次は昼食です。レストランは「Taj Mahal Restaurant」タージ・マハルレストランです。

 

 

観光客向けのレストランできれいなレストランでした。トイレ以外は、、、、

 

他にも欧州からの観光客もいました。しかしこんな状況のせいかお客は少なかったで

 

す。

 

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ガイドが注文して運ばれてきた料理はナンとライスと4種類のカレーとお口直し、デザ

 

ートでした。すべてお替り自由でした。カレーは辛いけど美味しかったです。ちゃんと

 

スプーンもくれました。飲み物はラッシーを注文しました。考えながら飲みました。

 

全部もちろんおいしい!

 

次は、アグラ城です。

 

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アマル・スィン門


城の周りにはお堀があり、ワニを放していたそうです。現在では水は流れていません。

 

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チケットをもらい、ここでも金属探知機をくぐりましたが、通されたゲートには

 

「VIP」とありました。隣のゲートはインド人専用なのか行列ができていました。

 

ガイドと中に入ります。

 

途中で門をくぐりましたが、その門には昔の装飾が残っており、青い装飾がありまし

 

た。

 

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この門を超えて、まず見えたのが長い坂と高い壁です。壁の上から攻撃をしていたよう

 

です。

 

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5~6メートルは壁の高さがありました。

 

そして地面には馬車が上りやすいように溝があります。

 

坂を上ると広場があります。

 

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広場に王様が使っていた浴槽があります。深さは170センチくらいでした。階段がちゃ

 

んと付いていました。

 

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オフロ

アグラ城は、ヒンドゥー教だけでなく他の宗教も取り入れて建てられたそうです。壁に

 

飾れていた装飾の中には卍もありました。

 

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マジ卍

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いろんな模様が混じる

タージ・マハル程綺麗に残っていませんが昔の装飾が残っている所もありました。

 

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アグラ城はシャー・ジャハーンが息子に幽閉された城です。幽閉された部屋は立ち入り

 

は出来ませんが近くから見ることができます。

 

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他の部屋とは比べ物にならないくらい美しい装飾です。

 

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この棟からも眺めていた

 

遠くにタージ・マハルが見えます。シャー・ジャハーンは晩年視力がほとんどなく直接

 

見えなかったため、部屋の片隅に鏡を置き、それに映るタージ・マハルを見ていまし

 

た。

 

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幽閉の間の入口からはヤムナー川越しのタージ・マハルが見えます。

 

こちらの中も豪華で美しい装飾がされています。現在でも青い塗装が見えました。

 

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壁の飾りも細かく造られていました。

 

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豪華な装飾の部屋から、どんな気持ちでタージ・マハルを見ていたのか、豪華な部屋と

 

は反対に寂しい気持ちだったのでしょうか。

 

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最後に市民との謁見の間を見学しました。こちらも大理石を使用して豪華な造り

 

でした。

 

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ここで、市民の声を聞いていました。反対側に広い庭がありここに市民が押し寄せてい

 

たのでしょうか。

 

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見学も終わり、デリーに帰ります。

 

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アグラの町並み

帰りはデリーに入るころ帰宅ラッシュが始まり、高速は渋滞していました。

 

2車線の所に3台が攻めてきます。クラクションをひっきりなしに鳴らします。

 

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この日は念願のタージ・マハルに、安心の日本語ガイドで大満足の1日でした!

 

いい気分だったので夜ご飯を食べに行きました。

 

「ビリヤリブルース」というお店です。

 

 

 

食べたのは、もちろんビリヤリです。ルー少なめのカレーライスみたいでした。

 

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店員が優しくて、下手な英語に笑顔で答えてくれました。「おいしいですか」と聞いて

 

下さいました。観光客相手の仕事をしているやつより、何倍も優しかったです!

 

外に出ると大雨が降っていました。店に入る前に小雨が降っていて、出るころに

 

は止むだろうと思っていましたが予想が外れました。

 

夜なので、あまり同じ所に長く居るのは危ないと思い屋根の下を歩いていましたが、屋

 

根が無くなり雨ざらしに。ホテルまでは走って向かいました、ホテルに着くころに

 

は全身びちょびちょです。

 

最後はつらい思いをしましたが、今日は1日いい思いをしたので、気にしません!

 

 

春休みインド旅⓺~念願のガンジス川へ~に続く

 

インドに来て初めて、いい思い出になりました。

 

明日はガンジス川へ!