映画「ブラックウオーター」は2008年オーストラリア制作の映画
2003年に起きた実際の事件を基にしたフィクション
あらすじは、オーストラリア北部へ旅行に来たリーと姉のグレイス、グレイスの恋人ア
ダムはガイドと共にマングローブが生い茂る沼地へ釣りに出かける。しかしボートが大
きく揺らされ転覆してしまう。それはワニの仕業だった、ワニはガイドを襲った。
残った3人は木の上に逃げるが、アダムがワニに食べられ、グレイスも足をかまれてし
まう。はたして、無事に脱出できるのか?これは動物パニック映画で、撮影には本物のクロコダイルが使われた。
映画のなかで暗黙の了解とされていたのが、水のなかで、バシャバシャして暴れたらワ
ニが来るという事、初めにワニ園のシーンがありますが、園内ガイドが「鳥のように水
面をバシャバシャするとワニさんが来ますよ!」というセリフがあります。
もう一つこの映画から学べることは、ワニは頭を打つと死ぬという事。
リーはワニに2回も襲われていますが、一回目に襲われたとき確実に腰あたりを噛んで
いるようにみえますが、目を覚ますと左手の小指が骨折しているだけ、、
隣にはガイドの死体があり、ガイドの拳銃を手にワニと戦う決意をします。
水面向けて「来い、来い」とガイドのちぎれた手を水面に叩きながら声を出しますと、
すると後ろからワニがやってきます。水の中へ逃げるも途中でワニにつかまってしま
い、手がワニの口に入りパニック状態。すると拳銃から一発の弾丸が打たれ脳天を貫通
してワニを倒しました。
感想
まず、ワニはリーをずっと甘噛みしていて、傷つかないように器用に扱っています。
最後ワニ君が死ぬときにも、リーの手を口の中に入っているのに、ちゃんと撃たれるま
で甘噛みしています。きっとワニ君も申し訳なく思っているからだと思います。優しい
ですね。
アメリカの動物パニック映画は、エイリアンのような突然変異のサメやワニに襲われて
ワイルドに倒しますが、この映画は若い女の子が恐怖に立ち向かい、甘噛みという幸運
に恵まれ助かります。全員食べられるんじゃないかと思い、ハラハラしながら見ること
ができました。変なことは考えずに純粋に見る事をおすすめします。